山の芋 -やまのいも
山の芋は、形により「長芋」、「いちょう芋」、「やまと芋」の3つに分類されますが、京都の山の芋は「やまと芋」の一種で、その丸い形から「つくね芋」とも呼ばれています。 長芋と比べ、肉質が締まり、水分が少なくて、粘りがたいへん強いのが特徴で、すり下ろして、とろろ汁や山かけ丼として食べる他にも、京料理の必需品として、また、高級和菓子、特に薯預(上用)饅頭の材料としても重宝されています。