山科なす -やましななす
ふっくらとした卵型をした中ナスで、果皮がたいへん薄く、肉質が柔らかいのが特徴です。 歯ざわりが良く、熱を加えるとうまみが引き立ちます。煮てよし焼いてよし、天ぷらや漬物(ぬか漬け)にしてもよいことから多くの人々に好まれ、幅広く夏の食卓を飾ってきました。京都の郷土料理「なすとにしんの炊きあわせ」に最も適した素材とされています。