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京野菜紹介
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山科なす

 山科なす -やましななす


ふっくらとした卵型をした中ナスで、果皮がたいへん薄く、肉質が柔らかいのが特徴です。
歯ざわりが良く、熱を加えるとうまみが引き立ちます。煮てよし焼いてよし、天ぷらや漬物(ぬか漬け)にしてもよいことから多くの人々に好まれ、幅広く夏の食卓を飾ってきました。京都の郷土料理「なすとにしんの炊きあわせ」に最も適した素材とされています。
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 出荷時期
6月中旬~10月下旬。

 栄養一口メモ
水分と糖質が多く、カリウム・リンなどのミネラルを豊富に含んでいます。
ナスの色素はナスニンというアントシアニンの一種で、活性酸素の働きを抑え、ガンなどの生活習慣病を予防する効果があります。

 京野菜に歴史あり
京都市山科区一帯で古くから栽培されていたため、この名がついています。一説では、慶応年間(1865~68年)に左京区吉田で栽培されていた小型の「もぎなす」を大型に改良したものとされています。
一時は京都市内のなすの6,7割を占めていましたが、皮が薄くて傷つきやすく、収穫後すぐに褐変するなど、栽培・流通が難しいことから他の品種にとって代わられました。近年は京の伝統野菜として生産拡大が図られています。