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京野菜紹介
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山科なす

 九条ねぎ -くじょうねぎ


昔から関東の白ねぎ、関西の青ねぎといわれてきました。
「九条ねぎ」は青い部分まで全部食べられる大変おいしい葉ねぎで、葉肉が薄くて柔らかく、香りがよく、葉の内側にはねばりが多く、冬には甘味が増します。
特に霜がおりる頃のものは絶品で、「すき焼き」などの鍋料理をはじめ、「鴨ねぎ椀」「ぬた」「串焼き」「味噌汁の具」に。豆腐や麺料理の薬味等多くの料理に用いられ、食卓に彩りを与えています。  

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 出荷時期
1年中流通していますが、本来の旬は11月上旬~2月下旬です。


 栄養一口メモ
カルシウム、リン、鉄分、ビタミンA、ビタミンB1、B2や、ねぎ特有の刺激臭の成分であるアリシンなどを含み栄養価に優れています。(ビタミンAは緑の葉の部分にしか含まれていません)
※アリシン: 血行を良くし、体を温め肩こりや疲労の蓄積を防ぎ、体調を整え、ビタミンB1の吸収を促進し、疲労回復や風邪にも効果があります。

 京野菜に歴史あり
京都では奈良時代以前から栽培され、食用にされてきました。特に南区九条付近で品質の良いものが作られていたため、この名前がついています。
伝承では、弘法大師が東寺付近で大きな蛇に追いかけられたとき、葱畑に逃げ込み難を逃れたとあり、そのため京都では弘法大師の縁日である21日には葱を食べることを遠慮する風習が伝えられています。