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賀茂なす

 賀茂なす - かもなす


夏の京料理にかかせない野菜として、古くから京都の人々に親しまれてきました。
紫の濃い大型の丸なすで、大きいものは、直径15cm以上、重さは1キロにもなる日本最大のなす。
果肉がムッチリと厚く、肉質がしまって密なため、煮崩れしにくいのが特徴です。油との相性もよく炒めるとコクやうまみがさらに増します。田楽や揚げ出しで食べるのが一般的です。
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 出荷時期
5月中旬~9月下旬。

 栄養一口メモ
コレステロールを抑制する食物繊維、発ガン物質や遺伝子を傷つける活性酸素の生成を抑えるビタミンC、高血圧の予防になるカリウムが多く含まれています。

 京野菜に歴史あり
京都市北区の上賀茂、西賀茂の地名が由来であり、加茂なす・鴨なす・などの字が使われる事もありますが、「賀茂なす」が一般的です。
1684年発刊の「雍州府志」には「賀茂なす」らしき記述が見られ「茄子には細長い長茄などあるが、風味円大なものが最高」とあります。一説には京都御所に献上されたものが、やがて水に恵まれた上賀茂を産地として広まったと言われています。
現在の産地は、京都市北区の他に、ハウス栽培物では綾部、丹後地域があり、露地物は、亀岡市に大きな産地があります。